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低用量ピルって何?実際にどう使うのかをシンプルに解説

「低用量ピル」って名前だけ聞くと難しそうに思うかもしれないけど、実は日常でよく使われている避妊薬のひとつです。ホルモンの量が少なめに作られているので、体への負担が比較的軽いのが特徴。ここでは、知っておきたい基礎知識と選び方のコツをざっくり紹介します。

低用量ピルの基本的な働きとメリット

低用量ピルはエストロゲンとプロゲストーゲンという2つのホルモンを少量含んでいます。主な働きは子宮内膜を薄くして受精卵が着床しにくくすることと、排卵を抑えることです。これにより避妊効果が高く、毎日決まった時間に1錠飲むだけで済む手軽さがあります。

メリットは避妊だけにとどまりません。月経が安定したり、経血が少なくなるケースも多いです。生理痛やニキビが改善される人もいるので、体調管理の一環として選ぶ人も増えています。

副作用と注意点、失敗しない選び方

ホルモンを含む薬なので、体質によっては軽い副作用が出ることがあります。代表的なのは頭痛、胸の張り、吐き気です。通常は数週間で慣れることが多いですが、強い症状が続く場合は医師に相談しましょう。

選ぶときのポイントは、まず医師の診断を受けること。自分の血圧や既往症、喫煙の有無などで向き不向きがあります。処方されたピルの種類は複数あり、用量やホルモンの組み合わせが微妙に違うので、症状に合わせて調整してもらうと安心です。

また、薬局で購入する際は「医師の処方箋が必要」かどうかを確認しましょう。個人輸入やネット通販はリスクが高く、偽薬の可能性があります。信頼できる薬局やクリニックで入手するのが安全です。

最後に、忘れがちなポイントは「飲み忘れへの対策」。飲み忘れたときはすぐに気付いた時点で1錠だけ追加し、次回は通常通りの時間に飲みます。2日以上飲み忘れた場合は、追加の避妊方法(コンドームなど)を併用し、医師に相談しましょう。

低用量ピルは正しく使えばとても便利な避妊手段です。自分に合ったタイプを見つけて、無理なく続けられるようにしましょう。疑問や不安があれば、遠慮なく医師や薬剤師に質問してくださいね。

Ginette-35とは?低用量ピルの効果・副作用・使い方を徹底解説
志保 野口

志保 野口

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